続いて、この作品。
これはバブル華やかなりし頃、映画を観た覚えがある。監督は大林宣彦だったのだなぁ。ロードショーだが二本立てで、メインは『キャバレー』だったはず。
オートバイ愛が横溢している作品だけど、実際にオートバイに乗っている人が読むとどう思うのだろうか。「オートバイに乗ること」に憧れる人にとっては、いまも魅力に溢れる小説なのかもしれない、という印象。
まぁ私個人としては、かつてはいざ知らず、オートバイにはまったく関心が持てなくなってしまった。自分自身がエンジンである「バイク」に乗るようになってしまうと、ねぇ。
「島」の描写は良い。行ってみたくなる。輪行で。