昨年5月以来中断していたのだけど、突然、復帰。
7ヶ月も中断していたとは思えないくらい、すんなりとこの世界に戻れた。要するに、そこまでの流れを思い出さないといけないとか、登場人物を思い出さなければならないというほどのダイナミックなストーリーはないのだ(笑)
というわけで、この巻は一気に読了。やはり、なかなか悪くない。
小倉百人一首は全部覚えているし、だいたいの歌意は理解しているつもりだけど、細かいところで思わぬ勘違いをしていることがある。
いや、「ことがある」というより、けっこう多いかもしれない。この本を読んで、その一つに気づいた。
「風そよぐ ならの小川の 夕暮れは」って、奈良の歌だとばかり思っていました。
だって、
「いにしえの ならの都の 八重桜」は、奈良でしょ?(違ったりして)
でも、「ならの小川」は、京都なんですね。
(Amazonに書影がなかったので適当に撮った写真ですみません)