永田和宏他『僕たちが何者でもなかった頃の話をしよう』(文春新書)

山中伸弥・羽生善治の対談本が面白かったので、この2人が登場する企画モノであるこの本を図書館で予約してみた。人気があるようでだいぶ待たされたのだが、順番が回ってきて借り出してみたら、先日カンヌでパルムドールを受賞した是枝裕和さんも入っているではないか。もう一人は京大総長の山極壽一さん。

やっぱり山中さんの話が面白かったかな。ラグビーをやっていなかったらiPS細胞の開発もなかったのだ、というのは「風が吹けば桶屋が儲かる」よりは因果関係が濃いと思うよ(笑) 『友情』も読んでみようかな。

で、やはり以前から馴染みがある分、羽生さんの話は別に刺激がないなぁという読後感だったのだが、フレーズとしていちばん印象に残っているのは「様々な種類の物差しを持つ」という奴だなぁと思って、これ言っていたの誰だっけとページを繰ったら、羽生だった(笑)

続編も出ているようなので、いずれ、機会があったら。

 

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