J. K. Rowling, Harry Potter and the Prisoner of Azkaban (Kindle version)

3作目。やっぱり一週間くらいかかったけど、Amazonでの紹介だと前作より100頁くらい多いようだから、やはり多少は読むのが速くなっているのかな。

「前2作の展開からして、これが伏線だな」とか思っていると全然違っていたりするので、筋立てそのものは面白いといえば面白いのだけど、少しばかり……飽きてきた(早すぎ?) 理由はいくつかあって、キャラクターが固定化されすぎているのと、基本的に舞台が学校内に限定されていること(これは次作あたりで広がっていくのだろうか)。あと、児童文学としては盛り上がるところなのかもしれないけど、Quidditchの試合のシーンがわりとワンパターンで退屈してしまう……。

例によってDumbledore先生のお話。”The consequence of our actions are always so complicated, so diverse, that predicting the future is a very difficult business indeed. ” と、 “But trust me  …  the time may come when you will be glad you saved his life.” は、モリアでガンダルフがフロドに言ったことを思い出させる。

紙の方ではどうか分からないけど、kindle版だと(翻訳でも)、終った後に次作の冒頭部分が読めるので、つい次も買ってしまいそうだ。

 

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