ジョーゼフ・キャンベル、ビル・モイヤーズ『神話の力』(飛田茂雄訳、ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

興味深い、あるいは心に沁みる部分はあちこちにあるのだけど、延々と対談が続いてかなり散漫な印象になっているのが残念。あと、比較神話学・比較文化論とでもいうのか、そういうどちらかといえば学術的な部分はよいのだけど、スピリチュアルなお説教になってしまっている部分がどうも気に入らない。

おそらく、どちらの点についても、キャンベルの単著を読む方がいいのかもしれない。

 

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