Facebookの「過去のこの日」で、この本を読書メーターの「読みたい本」に追加していたのに気づき(キッカケは忘れた……)、図書館で借りてみた。
Newtonらしくイラストが多用され、本来はこういう形で表象できないはずの多次元の世界を比喩的にうまく表現している。特に、高次元が「丸め込まれている」の説明は巧み。
量子論でも多次元世界でも並行宇宙でも、スピリチュアルな人たちが安易に飛びつきがちなのだけど、そういう発想に染まらないためには、これくらいの入門書でも読んでおくことが必要だと思う。
どうして9次元(だっけ?)を想定すると「超ひも」が説明できるのか、みたいな理論的なことにはこの本では触れていないけど、たとえそれが書かれていてもどうせ理解できないという確信がある(笑)