プルースト『失われた時を求めて(10)』(吉川一義訳、岩波文庫)

512ページの大半が、室内に引きこもって嫉妬を中心とする感情を持て余している主人公の独白。いいから仕事しろよ(と親にも言われている設定になっているようだが)。

最終的に自分がどのような読後感に着地するのか、まだ予想がつかないのだけど「読む必要のない名作」という言葉がチラチラと浮かんでくる(笑)

何だか、すでに刊行されている分は一気に読んでしまおうという気分になっていて、このまま11巻に突入(14巻で完結予定、12巻は5月の刊行をめざすと11巻のあとがきに書いてある)。

 

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