Terry Eagleton, “Why Marx Was Right” (Yale University Press)

邦訳『なぜマルクスは正しかったのか』(河出書房新社)を6年前に購入済みで、積ん読状態だったのを読もうかと思ったのだけど、Amazonのレビューを見たら「翻訳がひどい」という評判だった。「翻訳がひどい」は、実は複雑な内容を理解できない読み手の問題というだけの場合もかなり多いのだけど、どうもそうでもないみたい。

というわけで、いっそのこと原書で読んでしまうことに(もちろんkindle)。英語を読むのは職業柄それほど苦にはしないのだけど、それでもかなり時間がかかった……。イギリス人ぽい味わいのある(←婉曲表現)英語だからという理由もあるのだけど。

でも、内容はとても面白かったです。「マルクス主義は……である」という典型的な10の批判に対して、「それは誤解だよ」という解説を加える構図。マルクスの著書を読んでみたいという気にさせる。

確かにこれは優れた邦訳があってもいいかもしれないなぁ。

 

 

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