羽生善治、NHKスペシャル取材班『人工知能の核心』(NHK出版新書)

人工知能の研究・発達を通じて、「知性」とは何かという定義そのものが変わっていくのだろう、という洞察が印象深い。

「人工知能に自然言語は理解できない」みたいな主張をこのところ続けて2つほど目にしたのだけど、羽生はさらに「では我々人間は自然言語を理解できているのか、理解しているとはどういうことなのか」というところまで踏み込むのだよね。やはり凡百の頭脳とはレベルが違う。

もちろん、私も将棋ファンの端くれなので、羽生が語る棋士や将棋ソフトについてのあれこれも面白い。

 

 

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