民族という名の宗教―人をまとめる原理・排除する原理 (岩波新書): なだ いなだ

『権威と権力』の続編というか、「二十年後」のお話。

タイトルどおり民族主義/国家主義(ナショナリズム)が主なテーマだけど、類人猿と人間の分岐点にまで遡って説き起こすスケールの大きさ。民族/国家という枠組みを超えるモーメントを持っていた「社会主義インター」を粗大ゴミのように捨ててしまっていいのか、という、昨今で言えばウチダ先生あたりが展開しているような話に着地する。

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