伊勢崎賢治『新国防論』(毎日新聞出版)

この著者の本は以前にも読んだことがあったと思うのだけど、探しても記録が見当たらない……。

で、そのときにも同じことを感じたと思うのだけど、いくつか「それはないんじゃない?」と突っ込みたくなるところはあって、たぶんそれは、たとえば学者なら備えているはずの「深み」の乏しさに由来するのではないか。

しかしそれでも、この著者が紛争の現場で稀有な体験をしていることは揺るがないし、そういう実務に根ざした提言として謹聴すべき部分はたくさんあるように思う。

 

 

 

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