ジェイン・オースティン『高慢と偏見(上)』(小尾芙佐訳、光文社古典新訳文庫、kindle版)

有名な作品だが実は読んだことがなく、『執事とメイドの舞台裏』でも言及があったので気になっていたところ、Amazonプライムでこのkndle版の上巻が無料になっていたのでダウンロード。

どういう感じの作品なのかまったく予備知識がなかったのだけど、とっつきにくそうなタイトルとは裏腹に、やたらに楽しい。ファミリードラマであり、ラブコメ(笑)

翻訳もうまい。誰が誰に向かって話しているかによって、文体というか語調がくるくる変わるのだけど、それが良いテンポと雰囲気を作り出しているようにも思う。

一気に読んで、さっそく下巻を購入。こちらは有料だが、こういう「釣り」に引っかかるのは悪くない。

ええと、同じ訳者でブロンテ『ジェイン・エア』の上巻も読み放題になっているんですが、これも罠ですか、そうですか……。

 

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