井上智洋『人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊』(文春新書)

アップが遅れたけど、2017年最後に読んだ1冊。

AI(人工知能)とBI(ベーシックインカム)のお話。

著者は経済学者のはずなのだが、生産要素として資本と労働の二つしか考慮されていないのはなぜなんだろう。私が古いだけで、今はそうなのか?(そんなはずないよね…)

そんなわけで、どうも浅薄な印象が拭えない。

これまでにAI関係の本を何冊か読んだけど、テレビ番組との連携でいちばん一般受けに配慮して作られていても不思議はない羽生善治・NHKスペシャル取材班『人工知能の核心』が、最も哲学的に「深い」考察をしているというのが今のところの結論。

 

 

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