冷泉為人『冷泉家・蔵番ものがたり―「和歌の家」千年をひもとく』(NHKブックス)

大学受験のときは日本史・世界史選択だったのだけど、日本史では基本的に「紅旗征戎」の側面が中心になるわけで、だいたい源平の戦い以降は、公家の出番はほとんどなくなる。しかし、そのおかげで現代に遺されてきた文化もあるわけで、この本を読むと、けっこう長い時代にわたって、日本史のもう一つの側面が実感できるようになってくる気がする。

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