スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ『戦争は女の顔をしていない』(群像社/岩波現代文庫)

昨年ノーベル文学賞を受賞した作家の代表作。第二次世界大戦に従軍したソ連の女性たち500名だかに取材したノンフィクション。衛生兵や看護師、通信兵としての従軍が多いのだけど、なかには狙撃手として、あるいは高射砲部隊で戦った女性も。

ソ連の対独戦なので、もちろん勝利に終わった戦いなのだけど、「勝ってさえ、これか」という思いが強くする。読むのがたいへんしんどいけど、読んでおくべき本かな。でも、まぁ結論は分かってるよね。

 

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