手っ取り早く「正義の味方」になりたい(←他に自己肯定できる場面が乏しい)、だから簡単に攻撃できる分かりやすい「敵」を探す、ただし自分はダメージを負わない安全圏にいたい、という人がそれなりの数いるのだろうなぁ。
著者のこれまでの問題意識からして、そこに在特会的な自称愛国者の姿を重ねるのも、自然な流れ(まぁ現実にも重なっているようだが)。
お笑いの世界のことはほとんどまったく知らないのでスマイリーキクチとやらの一件も視野の片隅に入っていたくらいなのだけど、そのへんに詳しい人は読んでおくといいかも。