Amazon.co.jp: 占領史追跡: ニューズウィーク東京支局長パケナム記者の諜報日記 (新潮文庫): 青木 冨貴子: 本.
Facebookでつながっている、どなたかがお勧めしていたので気になって読んでみました。面白かったです。時期的には、連合軍進駐から講和条約、岸内閣成立くらいまで。サブタイトルにあるように、日本生まれ・イギリス国籍の米誌支局長の動きを軸に話は進み、そこで浮かび上がるテーマが「皇室の対米工作」といったところかなぁ。
こういう歴史に関する書物を読んでいると、本来のテーマとあまり関係ないところにビックリしたりするのが常で、たとえばマッカーサー司令官と昭和天皇が並んで写っている写真が有名だけど、マッカーサーの方が20歳も年上だったのかぁ、とか’(マッカーサーは大正天皇と1歳違い)。そして、考えてみたら当たり前なのだけど、終戦当時の昭和天皇って今の私より若かったんだなぁ、とか(当時44歳)。