イギリス史10講 (岩波新書): 近藤 和彦

秋に生まれて初めてイギリスを訪れる予定なので、ふと読んでみた。通史を共著ではなく1人で書くというのはさすがにちょっと無理があるのか、20世紀に入ってから、とたんにつまらなくなったような気がする。

しかしそれにしても、イギリスで生まれたラグビーというスポーツの「代表」が国籍主義ではなくて所属協会主義を取っているのは、やはりこの本で描かれているようなイギリスという国の成り立ちにそもそも由来しているような気がしてならない。日本と同じように大陸に近い島国なのだけど、その社会の原理がまったく違う。

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