鴻上尚史『愛媛県新居浜市上原一丁目三番地』(講談社)

鴻上さんの、小説ということにはなっているけど、どこまでフィクションの要素が入っているのか判断しかねる、自叙伝と呼んでもいいのではないかと思うくらいの作品集。これまでにもエッセイなどで語られてきた、たぶん事実に基づいているのであろう話も、二篇目を中心にふんだんに出てくる。

けっこう、しんどくて辛い内容である。時代の寵児みたいな扱いをされることもあった人だし、成功者だとは思うけど、まぁそれでも、しんどい人生を歩んできたのだなと思う。

しょうもない感想だけど。

 

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