図書館で本を借りるときは、たいていは何かで知った本をネットで予約して近所の図書館で受け取るのだけど、それ以外にも、「新着図書」の棚で目についた本をつい借りてしまうことも多い。今年8月に出たばかりの本書も、当然ながら借りてしまう。
さまざまなテーマについての60章立て、面白く読ませるというよりは教科書的な記述も多いので、さすがに退屈する部分もあるのだけど、何と言ってもラグビーその他のご縁で興味深い地域なので、完読。「ウェールズは唄の国」とされる経緯や、言語を中心とする伝統が破壊&再創造される過程はとても印象に残る。
ラグビーへの言及は1章のみ。やや物足りない(笑)