黒田日出男『絵画史料で歴史を読む』(筑摩書房)

近々京都に行く予定があるのだけど、先日知人夫妻が訪れたという京都国立博物館の特別展「国宝一遍聖絵と時宗の名宝」の会期に引っかかっているので、覗いてみようかなと(未定ではあるが)。しかし何の予備知識もないので、件の知人が勧めてくれたこの本を読んでみた。

歴史観が変わるような驚きとまでは行かないのだけど、これまた、歴史の深い部分に惹きこまれる面白い本だった。しかし、このサイズの本で、しかもモノクロというのは、絵の細部まで見るにはやや辛い。やはり生を見ないと、か。

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