そういえばこれも読んだのだった。『棋士と哲学者』の前だったかな。
先日、知人が出演したこの芝居を観に行ったので、戯曲も読んでみた。というわけで、内容は分っているので、それはさておき、訳者あとがきを読んで、作者は日本と不思議な縁のある人なのだなぁとちょっと驚いた。お父さんが民俗学者でアイヌ研究のために来日していて、ムッソリーニに反対していたために戦時中は日本で強制収容所に入れられていた、とのこと。
以前気になっていた『敵国人抑留―戦時下の外国民間人 』(歴史文化ライブラリー)を読んでみようかという気になる。
残念ながら書影無し。