阿川弘之『雲の墓標』(新潮文庫) コメントを残す 特攻に関する新書を読んで、そういえば私くらいの世代にとって特攻をテーマにした小説といったら、まずこれだったよなぁ、と思い出した。 確か読んだのは中学の頃。35年ぶりくらいに再読。大学生くらいの主人公たちの心情を、当時はたしてどれだけ理解できていたのか。