安田浩一『団地と移民』(KADOKAWA) コメントを残す あいかわらず重いテーマを扱っているのだけど、達意の文章ゆえハイペースで読める(自分にとって相性がいいだけかもしれないが)。 これまでの著書から一貫する「差別」問題への関心はこの本にも強く現れているのだけど、それだけに留まらず、高齢化~「団地」の限界集落化という問題が前面に出てきていることが、いっそう今日性を高めていると思う。