路地の教室―― 部落差別を考える (ちくまプリマー新書): 上原 善広

何がキッカケでこの本を知ったのだったかなぁ。どこかの書評サイトとかかも。

ちくまプリマ-新書なので、恐らく中学生~高校生くらいを対象として、ごく一般向けに書かれた部落差別についての本。著者はこういう語り口をあまり得意としていないのか、ややまだるっこしい感じはあるし、「それはどうなの」と思う部分もないではないけど、全般的に内容は良かった。昨今のネットでの罵詈雑言をめぐって、「多様性への嫌悪」という捉え方は的確だと思う。というか、何でもそれで説明できてしまう気さえする。

引き続き同じ著者の『日本の路地を旅する』を読んでいて、これはさらに面白い。

 

Amazon.co.jp: 路地の教室―― 部落差別を考える (ちくまプリマー新書): 上原 善広: 本.

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