失われた時を求めて(1)――スワン家のほうへI (岩波文庫) | プルースト, 吉川 一義

感想など書く段階ではないけど、ひとまず記録のために。高校の頃にチャレンジしようとしてあっというまに挫折した覚えがある。1月初めにこの第1巻を読み終わって、いま第2巻を読んでいるところ。

とりあえずの印象として、つまらな……いや、どこがいいのか、まだ分かりません。第1巻の訳者あとがきによれば、ひとまず、この文章の流れに身を委ねればいいみたいですが。

この巻は枕許において寝る前に少しずつ読んでおりました。というのも、そうすると眠くなるからです。しかし、それではいかん、もう少し勢いをつけないとこの世界に入り込めない、と思ったので、第2巻は通勤などでも持ち歩いて読み進めるようにしています。

この、微に入り細を穿つとでも言うべき情景描写・心理描写にはかなり異常なものを感じます。そこがいいのかなぁ。

 

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