オフサイドはなぜ反則か (平凡社ライブラリー): 中村 敏雄

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面白かった。この本を読んだ後、ラグビーの試合の録画を観ていると、この本で描写されている19世紀以前の「フットボール」の様相がダブってきて、何だか微笑ましく思えてくる。

しかしこの本の主張は、ラグビーについては、「オフサイド」ではなく「スローフォワード」に読み替えたほうが説得力が増すような気がする。というのも、少なくとも現代のラグビーでは、オフサイドはアタック側よりもむしろディフェンス側が取られることの多い反則のように思えるからだ(そうでもないかな、半々くらいかな?)

……などと書くと、サッカーファンは「なんでディフェンス側がオフサイド取られるのよ?」と面食らうかもしれない。同じルーツから同じ時期に分岐したスポーツなのに、それほどの違いが生じているのだ。

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