「竹内・朴本」の影響はまだ続いていて、当然ながら、これも読む。
一連の作品を読み終わったら、「竹内・朴本」をもう一度読み直そうと思っている。
ところで本書、『大工よ』の方は、(特にグラース家の面々にだいぶ馴染みが出てきた読者としては)それほど抵抗もなく読みやすい翻訳なのだが、『序章』の方は…。もう少し何とかしようがあったのではないか、と思う。その一方で、「いや、これ、たぶん原文も相当のものだぞ…」という訳者の苦労が察せられる部分もけっこうあるような印象。そうなると、「で、実際のところどうなのよ」と原書を買ってしまいたくなるのが職業病というべきか。まぁ仕事以外で英語はあまり読みたくないのだけどね、正直なところ。
いやその前に、次は『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16』だな…。